人気ブログランキング | 話題のタグを見る

天体ショー☆☆☆スーパームーン月食ぅ~

月食もネットニュースになってましたね~。
すっごかったですねぇ。


☆午後8時が最大、スーパームーンの月食☆

天体ショー☆☆☆スーパームーン月食ぅ~_d0062788_11474993.jpg











6月4日、地球の影が満月の一部を覆い隠す部分月食が観察できる。しかも今回は、楕円形の軌道を描いて公転する月が地球に最も接近するタイミングと重なるため、「スーパームーンの月食」が見られることになる。

 月食は、満月、地球、太陽が直線上に並び、月が地球の影を通過することで起こる。

「これは実に素晴らしいショーだ。宇宙は3次元だという、通常では得られない感覚さえ得られる気がする」とアメリカ、シカゴにあるアドラープラネタリウムの天文学者マーク・ハマーグレン(Mark Hammergren)氏は言う。

 1979年に誕生した「スーパームーン」という言葉は、月が近地点(地球に最も近い位置)で満月または新月になることを指す。この現象は平均して年1回ほど起きる。

 地球の衛星である月の公転軌道は傾いているため、月食は満月のたびに見られるわけではない。また、月食に皆既月食と部分月食があるのも、この傾きによるもので、月が地球の影にどの程度隠れるかで見え方が異なる。

 前回の皆既月食は2011年12月で、次は2014年10月まで見られない。

 6月4日の部分月食は、南北アメリカのほとんどの地域では日の出前の早い時刻に観察できる。オーストラリア、アジア東部、および太平洋一帯では、6月4日の日没直後に見られる(日本各地の日の入りは午後7時前後となる)。

 月食は2時間あまりにわたり、食が最大となる米太平洋標準時6月4日午前4時ごろ(日本時間午後8時ごろ)には、満月の3分の1ほどが影に隠れる。

◆いつもより大きく見える月食

 5月初め、月は満月になるタイミングと近地点に到達するタイミングが数分差で重なり、スーパームーンとなった。スーパームーンは年内の通常の満月と比べ、16%大きく、30%明るく見えた。

 6月4日の満月では、その前日に月が近地点に到達し、地球からわずか35万8482キロにまで接近する。

 しかしハマーグレン氏によると、今回、近地点に到達する前後の数日間も、月と地球の距離は近地点と0.26%しか違わないという。つまり、今回の部分月食では、満月が通常よりやや大きく見えるわけだ。

「それほど目立った違いはないだろう」とハマーグレン氏は話す。「満月が平均より5%ほど大きく見えるだけで、おそらくいつもよりほんの少し大きいという程度だ」。

 それでも、スーパームーンの月食は比較的珍しい現象だという。「近地点の期間を、実際に月が地球に最接近する当日のみに限定するなら、そのタイミングでの月食は10~12年に1度しか起こらない」とハマーグレン氏は電子メールでの取材に対して述べている。

◆月食が示す地球の形

 部分月食は現代人にとっては楽しい天体ショーだが、古代の人々にとっては、地球が平らでないことを示す最初の証拠の1つだったとハマーグレン氏は言う。「ギリシャ人は、月食は月が地球の影に入ることで起こる現象だということを知っていた」。

 部分月食において、月面に映る地球の影は、明らかな円を描く。「どの角度から月食を見ても、影は常に円の形をしている。どの方向からも常に円形の影を描くものはただ1つ、球体だけだ」とハマーグレン氏は述べている。

 反対に、もし地球が平らなら、影はその時々で細い線に見えたり、つぶれた楕円に見えたりするはずだ。したがって月食は、「誰の目にも見える明らかな証拠」なのだ。

mixiニュースより☆
by aya-honey | 2012-06-10 11:48 | ニコニコ